― ドリルで開ける、という選択 ―
構造計算書が分厚くなると、地味に困るのが「穴あけ」です。
今回のように約300枚(厚さ約3cm)ともなると、一般的な2穴パンチではかなり骨が折れます。
そこでおすすめしたいのが、現場道具=電動ドリルによる穴あけです。
大工・施工系の方なら、むしろこちらが本業。
事務用品に頼るより、圧倒的に早く、正確に仕上がります。
・300枚を一発で貫通できる
・穴位置の精度が高い
・作業時間は数分で完了
パンチで20回以上繰り返す作業に比べると、
**「加工」というより「施工」**の感覚です。
紙の上下に合板や端材を当てて挟みます。
これをやるかどうかで仕上がりが激変します。
→ 結果:切り口が非常にきれい
紙は柔らかいので、そのままだと回転に引っ張られてズレます。
シャコ万などでしっかり固定し、
👉 「紙の束」をひとつの固体として扱う
これが重要です。
一般的な2穴ファイルにちょうど収まる径です。
2穴ファイルは規格があります。
👉 一度ケガキをしてから drilling が安全
無理に押すと紙が巻き込みます。
・固定が甘いと紙が暴れる
・ビットが引っかかると危険
・手を添えない(必ずクランプ)
👉 これは「事務作業」ではなく、軽作業の加工工程です
300枚綴じるなら、
を推奨。
薄いファイルだと、あとで確実に歪みます。
パンチで頑張るか、ドリルで終わらせるか。
この規模になると答えは明確です。
👉 「加工できる人は、加工した方が早い」
設計と施工の境界にいる人間にとって、
こういう場面こそ“道具の選択”が効いてきます。